結婚式への行き帰りで、長く積ん読だった『天使に見捨てられた夜』天使に見捨てられた夜 (講談社文庫)を読了。
続いてようやく『蟻の革命』(前掲)を読み始めた。
同じ桐野作品では『OUT』や『残虐記』、『ファイアボール・ブルース』を読んだが、いずれも女性主人公たちが格好良く、歯切れ良く、一気に読めるものばかりだったので、『天使に…』も期待していたのだが、こちらも期待を裏切らない好作だった。
『蟻の革命』も翻訳家が変わってるけど、導入部を読む限りでは、全2作との違いは気にならない(というより気が付けない)。晩酌をしながら読むのだ。