本日の本「神は沈黙せず」

神は沈黙せず

神は沈黙せず

この間から「蟻」三部作(前掲http://d.hatena.ne.jp/tokomata/20040718)を読み、知人から借りたMATRIX REVOLUTIONSを見、途中で「やっぱり猫が好き」シリーズを挟みながらもようやく読了した。
きちんと本屋さんで定価で買った本であっても、ひとたび「もういいや」と思ったら(特に小説は)読まずにほっておくんだが、この本は違った。
いわゆる「トンデモ本」といわれるジャンルで取り扱われている(と勝手に想像している)超常現象についての事例(があるのかどうか知らんが)が豊富で、本当かウソかは知らんが、こうした事例の羅列に興味がそそられてしまいつつ、ラストに向けてどう僕の想像以上の結末を見せてくれるのかと淡い期待を抱きつつなぜだか知らぬうちに読み終えてしまった。
が、「想像を絶する」ってのは難しいな、というのが読み終えた後の感想。
結局想像ってのは僕らの知ってる範囲でしかできないということか。