地区の球技大会

毎年この時期に恒例で開催される地区の体育大会に参加した。
自他共に認める引きこもり故、誰も私のプレーに期待したりミスを非難したりはしない。
地域では、私の役割をすっかり許容してくれているので、打ち上げの宴に参加する権利を得るためだけに競技に出場するのだ。
このメンバーで酌み交わすのは年に2回ばかり。誰もが日ごろの仕事を忘れ、近況を語り、老いも若きもがゆったりとした時間を過ごした。職場の宴とはえらい違い。
「年に2回ばかり」ってのがミソだな。