我が家の水道事情

我が家のライフラインのひとつ、水道は、公共の上水道ではなく、自前で掘削した地下水と、長年利用している山水である。
育苗ハウスで灌水に使っている水は山からのもの。
ところが昨日以降、山水取水タンクが空っぽになっていた。水源地までのどこかで漏水しているのか、はたまた水源地が枯れ果てたのか。水源に至るには裏山の山頂近くまで上らなくてはならない。
仕方がないので、ひとまず揚水ポンプで池の水を使って育苗ハウスに灌水を終え、その足で水源地へと向かう。
:揚水ポンプ
普通のお宅ではまずこんなもののお世話になることはないだろうが、農家ってヤツは「百姓」っていうくらいなので、あらゆるお道具を駆使して様々な雑事をこなしていくものなのだ。中途半端な兼業農家ほどその傾向は強い。当然我が家には数々のお道具が隠されている。
昨年の台風で、水源地までの道のりにはかなりの数の倒木がそのまま放置されている。
造林されていたはずのヒノキ林に、隣接しているモウソウ竹林がエリア拡大中。思いのほかの荒れ具合に将来が不安になる。
ひとまずそんな現状はさておき、目的地は水源地。