田植機に乗る。


田んぼの端っこには、田植機の旋回跡が残る。田んぼに凹凸があるとよろしくないので(水の当たり具合が不均一になったり、雑草がはびこる原因となったりするので)、えぶり(柄振り?)という道具を用いて均平にするのが望ましい。「えぶりを差す」と言う。
望ましいのは分かっているが、我が家の農作業の中にえぶり差しはない。この凸凹の上を無理矢理田植機を走らせてイネの苗を植えてしまう。
田んぼの端っこには雑草(セリやスズメノテッポウなど)がそのまま残っている。これらも、本来であれば代掻き作業の際にしっかり徹底的に田んぼの泥の中に鋤き込んでしまうのが良いのだが、面倒くさいのでそのままにしてある。