帰ってきた銀塩カメラ

当時、世界最小最軽量をうたって販売されていたPENTAXのMZ-3。発売されてしばらく後に手に入れたものだ。
絞りもシャッタースピードも何も分からず、フィルムを何本もダメにしながら使い方を覚えた。操作がダイヤル式ですこぶるわかりやすくて良かった。
5〜6年前だろうか、OLYMPUSのコンパクトデジカメに乗り換えるまでは本当によく活躍していた。
お蔵入りにするのも勿体ないので妹に貸していたのだが、「何かのくじでデジカメが当たった」らしく、使わなくなったそうで、それだったら再び日の目を見せてやろうと取り返した物だ。
ところが、ミラーが上がりっぱなし。電源を入れると高周波の音がする。
取り返すなり入院だ。治療費はいかほどかかるのか。心配だ。
カメラに詳しい知人にちょいと見せたところ「中古が買えるくらい修理費かかりますよ」と脅された。愛着があるだけに惜しい。どうしよう。
見積もりを待とう。