恒例の、田植え

ここ10年ばかり、毎年5月3日は親類宅の田植え。
約30アールばかり、田んぼ2枚を植える。
午前9時半から約3時間で終了。
わが家の田植えを前に、田植機の練習のようなもの。
午後からはわが家が管理している1.1ヘクタールの田んぼに元肥を散布。午後4時から6時半まで約2時間半、動力散布機を使って燐加安064なる化成肥料を13袋と少々、わが家に詰んであった在庫分全部、270キログラムを撒き終えた。
その後、親類の家におよばれ。これも恒例。
この親類は母の親元で、母の兄である伯父さんと、その息子(僕のいとこ)夫婦と甥っ子がおり、わが家族にとっては異常に気安いお宅である。
とは言え、たぶん70歳をとうに越している伯父さんはすっかりボケちまっており、なかなかいずこのお宅も心配の種は尽きないようである。
昨年の今日、まだ父はべらべらと喋ることができていたのだな、と改めて思う。
昨年の今日、まだ伯父さんは僕のことがだれだか分かってくれていたような気がする。