見ていられない

圧迫骨折に対して今できることといえば、とにかく安静にすること。
痛みをとるには外科的な措置(手術)もあるが、94歳の体には辛いだろう。
結局は、痛みに対する対症療法、つまり、一時的に痛みを押さえるブロック注射を何本も打ち込まれていたのだった。
見ていられない。
痛みに絶えかねている祖母の横に、ピンク色の液体が入った注射器が並んでいた。
あれ全部!と驚いていたら、ほんとうに打ち込まれてしまった。驚いた。