いったいいつ買ったものだったか忘れてしまった

久しぶりに腰を据えて読書。

小説作法

小説作法

「2001年10月1日初版発行」とあった。「はまぞう」で検索しても、私が持っている「小説作法」の装幀とは違う。私が持っている本の表紙にはキング氏の顔写真が印刷されているものだ。いつ買ったのだろうか。
単純に計算すると6年前に購入していたことになる。ずいぶん長い間積ん読だったのだ。買った当時は何を意図していたのだろうか。今となっては想像することもできない。よもや小説家を志していたはずもないし。
ともあれ、めくり始めると結構すいすい気分よくページが進む。スティーブン・キングの生い立ちから下積み時代の話、小説や文章の具体的な指南、そして彼自身が見舞われた事故のことまで、一本の小説を読むように楽しんだ。
何にしても、どの道も、一歩ずつしか進めないということ。とんとん拍子はあっても、一足飛びは無いのだ。