ドライブドライブ

とにかく、わが家にはいたくなかった。人にも会いたくない。仕方なくドライブ。
読みかけの本を携えて、知人には絶対に出会わずにすむように。
冬型の気圧配置とはいえ一応お天道様の直射日光が降り注ぐ。この程度の日差しがあればエンジンを切っていても車内はポッカぽかのはず。自宅から約1時間程度離れた県境の大型ショッピングセンター駐車場の隅っこで誰に気兼ねすることもなく読みちぎった。

はじめての文学 村上春樹

はじめての文学 村上春樹

前々からの積ん読本を読了したほか、小説新潮11月号星新一特集を読み終えた。(村上春樹さんの小説を評価する感性がないことを改めて痛感。活字を目で追っただけ。そんなにわくわくもしないし何も感じることができない。最もノーベル文学賞に近い日本人だと言うけれど、理解できない僕が問題なのだろうな。たぶん。)
途中、突如トートバッグがほしくなってしまった。何冊もの本を入れておくのにデイパックやウエストバッグでは取り出しにくいし、背表紙は見えないし、収まりが悪かったのだ。現実逃避道中の大型ショッピングセンターの店内でPEANUTSのトートバッグを発見。500円で購入。今後もどんどん使えそうな収まりの良さに満足。
午後5時を回るころには薄暗くなってしまう。最後の一冊。
毎日かあさん4 出戻り編

毎日かあさん4 出戻り編

車中で涙した。