呪う居留守の嵐も過ぎるか

期せずして先週末から4連休。全く不本意ではあるが、仕方ない。
職場の上司同僚には大変迷惑をかけたが、これも組織として乗り越えなくてはならぬ試練だと思い直してすぱっと気分良く休む。…と、そう簡単に気分が割り切れれば苦労はない。2日間というもの、間欠的に襲ってくる腹痛、悪寒と胸焼け、父が母に向かって発している意味不明の奇声、父が無駄につけっぱなしているテレビのボリューム、私が携わっている業務の停滞、気がかりは絶えない。一方ではしっかり休んで早く回復して出勤せねばならないという使命感と、このまま休んで全て通り過ぎてはくれないかというあり得ない逃避衝動。浅い眠りのなかで夢かうつつか分からぬ状態であらぬ事ばかりが頭の中を巡っていく。体はともかく、精神的には全くすっきりとしない2日間を過ごした。
昨夜から下痢も悪寒も治まってきたので、ひとまず本日は午前中だけ出勤。これだけは私が片付けねばならないというものだけをさっさと済ませて再び休暇。上司や同僚たちはこんな私の失態にも寛大だ。「感染るからはよ帰れ」だと。仕事のできはともかく、ありがたい。