早朝読書

「終わらない青春」だそうだ。かつて地球上に存在した「大人」はもういない。38歳の私もその一人。大人に必要な素養が足りないばかりか、大人としてはむしろ不要である素質しか持ち合わせていない。周囲の同僚や友人たちにも全く当てはまることばかり。

(「サザンな大人たち」より、クラウディス・ザイドル:著/畔上司:訳より)
経験は、大人であることのもっとも重要な特徴であるが、その経験の価値が今は低下している。知識の価値はそれほど低下していないが、その半減期は急速に短くなっている。それに反して、若さの特徴である好奇心とあどけなさ、柔軟性と学習能力はどれもこれも、かつてないほど高く評価されている。

サザンな大人たち

サザンな大人たち