父のカンファレンス

担当してくださっているケアマネジャー、言語聴覚士、デイサービスセンターの担当看護師、介護士さんら5人と母、私、そして父、ひざ詰めで父のこれまでとこれからについてを相談。これまで約2年間のリハビリ生活の結果、特に今年に入ってからは劇的に回復しているというのが参会者全員の共通認識。ただし言語能力のみ。ケアマネほか、父のために尽力してくださっている皆さんには理解しかねる部分かもしれないが、高次脳機能の障害については言語能力と比較したならほとんど回復してはいないというのも踏まえておかねばならないことだろう。今日のカンファレンスには本人が臨席しているためその部分についての共通理解ができなかったのは心残り。
このカンファレンスで喜んだのはわが父だけ。調子に乗って威張り散らすのが落ちだろうなと思っていたら案の定、思っていたとおり夕方からはかんしゃくが出てしまった。ちょっとほめられてつけあがった5歳児が、しかられたことに腹を立てて退行してしまい、一時的に3歳児のような振る舞いを始めたようなものだろう。
カンファレンス指導者連の言うことも全部素直に聞いているわけではないようだし、猿知恵ばかり働く父、扱いが難しい。