すっかり冗舌になった父は天狗に

7月24日のカンファレンス以降、確実に発する言葉に冗長さが増した父。冗舌にしゃべっているというよりは、母と私が発話する言葉すべてに文句が言いたいような雰囲気。とにかく当たり散らしてくる。こちらの弁明も説明も慰めも一切聞いてはくれない。しかも口癖は「黙っておれ!」ときたもんだ。誰よりも大きな声で誰よりもたくさん無駄に当たり散らしているのはアナタではないか、父よ、アンタはなんと聞き分けない男になっちまったもんだなあ。
今日は「乾電池を買ってこい」と騒ぎ始めた。かろうじて近所のホームセンターも営業時間中だとは思ったが、素直に聞くのもいやだったのでなんとか「明日にしようと」ねじ伏せた。そのうちに帰宅した母に向かって「昨日言っておいたじゃないかなぜ買ってこないのだ」とでも言いたいのか、とにかく威張り散らしはじめた。自分より立場が齢と分かればむやみと威張り散らす、何ともケツの穴が小さな男である。その行動パターンたるやしつけに失敗したイヌ並みだ。
同じレベルで言い合いをしても仕方がないということは重々理解はしているものの、腹が立ってくるのを抑えきれない。幼児を相手にするように応用にしていればよいのだ彼は病気なのだからと言い聞かせてみてもどうしようもなく腹が立つ。感情をコントロールすることが難しい。