高次脳機能障害の父に与えてよいものとそうでないものがあるのではないか

ライターを買ってこいと母に詰め寄ったらしい。何も考えずに母は買い与えたしまったようだが、大丈夫なのだろうか。丸二年はたばこをやめているし、そこら中においてあったライターは、二度とたばこを吸えないようにとの思いから、見つけ次第隠したり処分したりを続けている。彼ももうたばこはすわないのではないかと思う。
問題はたばこではない。わが家の田んぼに出没するイノシシ撃退用のロケット花火点火用に使いたいらしい。花火を打ちまくるのもどうかと思うし、それよりも火の始末が怪しいのではないかと心配なのだ。
母は深い考えもなく単に「最近しゃべくり上手になったね」程度の認識しかない。かつて裏山に火を放った経験を持っているというの、である。
いろいろなことにチャレンジする姿勢は評価しなければと思っているが、それ以上に元気になればなるほどやっかいなことが増えてしまう。