声はすれども…

今シーズン我が家で生まれたツバメらは10羽余り。頼んで住んでもらったわけでなし、大した世話をしたわけでなし、軒先をほんの少し貸しただけ。それでも巣立ちが近づいてくれば少し寂しく感じてしまう。身勝手なものよ。だいたい「我が家の」などと書いてはいるが、わが家の所有者は父である。居候の身であるのはツバクロたちも私もいっしょ。