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奥多摩でクマに襲われ重傷 登山家の山野井泰史さん
 17日午前7時半ごろ、東京都奥多摩町の民家から「クマに襲われたけが人がいる」と119番があった。警視庁青梅署によると、襲われたのは近くに住む登山家の山野井泰史さん(43)で、顔や腕にけがをして病院に搬送されたが重傷。
 青梅署によると、山野井さんは登山道をジョギングしていたところを襲われ、近くの民家に逃げ込んだ。クマは2頭で親子とみられ、地元の猟友会が捜している。
 同町教育委員会は、町内の小中学校に、児童を1人で下校させないよう呼び掛けた。
 山野井さんはヒマラヤなど難度の高い高峰の登頂に成功している世界的クライマー。2002年の「植村直己冒険賞」を夫婦で受賞している。
 環境省によると、都内で04年度以降にクマに襲われた被害は、06年度に1件ある。
 現場は山梨県境に近い奥多摩湖の北側。
2008/09/17 12:36 【共同通信

こんなこともあるのか。予測はつかなかったのか。回避できなかったのか。
わが家の近所でもクマの目撃情報はしょっちゅうだし、冗談めかして「裏庭にクマ棚が作ってあった」などと宣う輩もいる。他人事とは思えぬ。
ニュースでは重傷だとのことだが、山野井さんの再起を願ってやみません。