散髪屋

長年通い続け、決して多くはなくなった我が頭髪を整えていただいていた理髪店が、昨年末をもって閉店してしまった。
ここ数年は1年に13回くらいのペースで散髪しており、毎月思い立った日に思い立った時に「今からできますか?」と電話して飛び込みで散髪をお願いしていた。眠っている間にいつもの髪型になっていたし、気心も知れていたので本当に懇意にしていたのだ。
職場の同僚の中にもこの店の利用者が少なからずおり、だれもが突然の閉店で面食らっている。
昨年末、奇しくもこの理髪店の最後の営業日12月31日に散髪してから3週が経過した。ぼちぼち短いなりに鬱陶しくなってきたころ。これまでならば散髪しにでかけるタイミングになってきた。
どうしよう。
ごく近場の散髪屋にするべきか、ちょっとおしゃれだといわれている隣町の散髪屋にするべきか、それとも電動バリカンを取り出して自前で刈ってしまうか。なやみどころである。