決して近くはないシネコン

劔岳<点の記>が封切られた。「八甲田山死の彷徨」を読んで以来、新田次郎作品が気になっていた。数年前にクランクインしていたのは知っていたのだが、完成していたとは。
というわけで、音楽をテーマにした作品(ミュージカルならばなお良し)と登山をテーマにした作品ならば何でもオッケーな私は早速最寄りのシネコンへ出かけた。ひとりで。
昼前に到着してチケット売り場を眺めると結構な列ができているじゃないか。見ただけで胸がむかついてきてしまい、次の上映時間だけ確認して早々にその場を立ち去ってしまった。結局そのまま近くで読書をして過ごした。午後2回目の上映時間も気付けばとっくに過ぎてしまっていたので仕方なくすごすご引き返した。
本日の本は「純粋ツチヤ批判」。読了。

純粋ツチヤ批判

純粋ツチヤ批判