ようやく臼挽き完了
正しい第二種兼業農家として、高価な中古の機械をほんの少しの収穫物のために贅沢に駆使して農作業をするのである。
今日は秋の収穫最後の工程臼挽きを行った。
わが家で臼挽きをするのは108アールのうち約30アール分。籾の重量だと恐らく1800kg程度。9月14日までに農協ライスセンターに持ち込んだのが4500kgだから、籾重量は全部で約6300kg程度。10アールあたり583kg。これは乾燥調整臼挽き前の数字。最終的にどれだけの終了になったかは農協からの通知を待たねばならない。
今回はわが家で臼挽きをした分についてのみ数字を出してみた。
最終的に籾重量1800kg程度だったものが、乾燥調整・臼挽きをした結果、1316kg(43袋+26kg)の玄米と小米(規格外のコメ)約90kgとなった。もみ殻を除くとだいたい1400kgのコメ。もみ殻は重量の25%程度、籾重量の四分の一程度になるという訳だ。
結局10アールあたり438.7kg、7.3俵というところ。
昨年は「10アール・1反あたり8.75俵=525キログラム」と記しているので、収穫量は昨年を大きく下回っている。
春先の皮算用では8俵くらい収穫できる計算だったが、それを少々下回る結果となった。さらに、内容を見るとちょっと青みがかった粒の割合がやや多いこと、玄米中にもみ殻が混ざっているものがあったということくらいか。
では、恒例のわが家自主流通縁故米配分計画を立ててみよう。
行き先 | 袋数 | kg |
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我が家(飯米) | 8 | 240 |
〃 (みそ用) | 1 | 30 |
〃 (妹夫婦用) | 3 | 90 |
妹先渡し分 | 1.66 | 50 |
弟先渡し分 | 0.1 | 6 |
我が家合計 | 12 | 416 |
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続いて縁故米の整理。
行き先 | 袋数 | kg | 備考 |
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小作料 | 12 | 360 | 平成18年度産米までは6袋、19〜20年は8袋、今年は+4袋 |
父の弟(叔父の家) | 9 | 270 | ※+小米2袋(小米は動物のえさ用) |
祖母の実家 | 4 | 120 | 昨年度からコメを作らなくなったらしい |
妹とその知人 | 14 | 420 | |
縁故米合計 | 39 | 1170 |
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まずい、縁故米の合計は1170だが、今年の収量1316kgからわが家必要量416kgを引くと900kg=30袋。必要数に9袋足りない。
このうち小作料は必ず支払わなくてはならない。叔父に昨年度同数渡すと残りは9袋。祖母の実家に4袋渡してしまうと、妹を通じて売り渡せるのは5袋だけということになる。
叔父と祖母の実家の数については少し相談の余地があるな。