妹夫妻が帰省

帰省っていっても、昨夜我らがくだを巻いていた繁華街がある市内に住んでいるので、正味50分程度でついちゃうのだが。近くたって滅多に帰ってくるわけでナシ尋ねるわけでナシ。
今日、我が家では臼と杵できちんともちつきをしたのであった。2臼ほど。私自身は一切餅を食べないのでどうでも良いのだが、今回義弟がもちつき初体験ということで、早くから必要以上に母がはしゃいでいたのだ。
しかし親類が増える家族が増えるっていうのは楽しい。正月の準備や掃除やなんかをしても、これまで赤の他人であった人が尋ねてくると思うとつい力が入る。実は今年、注連飾りを自分で作ろうと思って稲ワラを手配しておいたのだが、今日、義弟と妹と一緒に縄を綯い、お飾りを作った。ユズリハウラジロをそえ、余分も含めて完成した。出来映えはイマイチだけど、義弟の実家にも届けるようにと言付けた。
これまで、正月準備など自分からやる気になったことは一度たりとも無かったが、義弟がいろいろなモノに興味津々で取り組むようすを見て、こうしたさまざまなまどろっこしい儀礼も、いろんな共同体を円滑に進めるために必要なんだよなと自分の中で改めて価値付けができた。ありがたいことである。