まだまた喪中

懇意のお坊様から「叔父さんの具合は?」と声を掛けていただいた。有り難いことである。叔父が亡くなる直前、一般的な葬儀のことや遠隔地で法要を営む場合のアドバイスをいただいていたのだ。そういえばこのお坊様には相談の大本だった叔父が亡くなったことは伝えてなかった。
かいつまんでことの経過をご報告し、おかげさまで一通り形になりましたとお礼。有り難いことである。
朝一番、ニアミスほどの時間だったが、葬送システムとして素晴らしく機能的な仏教の叡智について2人でしばし立ち話。死者を弔う我ら生者のためにこそあること、それはお寺、現世仏教にとってもいっしょで、数十年に一度の布教活動のチャンスでもあるのだ。
内田樹師の死者との対話にまつわる著作群を読みかえすタイミングは今かもしれない。