祖母を見舞いに来た叔母は

いったん実家に帰宅。余命はまだまだあると判断したのだ。実際「2〜3日が山」であると宣告されたその日と翌日が最も状態が悪かったように思う。結局その山は越したのだが、山を越すとともに祖母の体から対外につながれた紐状の物が数本増えた。また一歩あの世に近づいちゃったのは間違いない。尿道カテーテルが一本つながり、胸部には何色かの電線が貼り付けられた。これらが祖母の体から離れるとき、祖母はこの世から離れるときなのだろう。