父、精密検査のため

過日受診した健康診断の結果、胃に異常が発見された父、先日胃カメラを飲まされたりしつつ検査をしていた。今夜はさらに精密な情報収集のため精密検査入院をした。正直言って一夜でも彼がいない夜が過ごせることに安堵している私。不謹慎きわまりないのはわかっているが偽らざる気持ちである。
父の容体だが、傍目にみる分には全くモンダイはない。しかし彼の胃には過去に患った胃潰瘍痕や良いか悪いかわからぬできものがおるらしく、ほっといても良い物かどうかを丹念に調べてみることになった(らしい)。失語症患いの後すっかり毎日毎日が不機嫌な日々であろう父が新たに胃潰瘍を患ったんだか、腫瘍を育みつつあるのか、そしてそれらのものは良性なんだか悪性なんだか、とにかく今一度検査を要するということもある。特に彼の場合、過去に脳梗塞患いであること、心臓の動きが不整であることから血栓予防のワーファリンを処方されていること、さらに現在も要介護1の認定を受けている高次脳機能障害持ちで失語症であることなど複数のモンダイを抱えていることから、手術による体調異変の危険度を勘案するとなかなか高度な判断を迫られる(要は手術の確度が低くなる)とのこと。
こうしたことを踏まえて手術を施してもらうかどうかの最終判断をするための精密検査入院なのだ。
とここまで書いてみたが、もしも大きな決断を迫られることになったらどうしよう。