あてにできる天気予報

午前9時過ぎ、天気予報通り外は雨降り。本日は地元八幡宮の秋祭り。伝承芸能チームを率いて出演依頼されているのでこれから準備に出かけるのだが、今ひとつ腰が重くなっている。せっかく(ちょっとした小遣いは準備しているよと言う甘いセリフで誘い込み、それに吊られて集まった文字通り現金な)地元中学生高校生11人をひっかき集めたというのに。衣装や太鼓などがぬれちゃうので屋内で演舞することになるのだが、なによりも客足が鈍るんだろうなと思うと今ひとつ張りがない。
毎朝7時頃に庭先の鉢物に水やりをするのだが、今朝はまだ降りだしていなかったので「ああなんとか保ってくれ!天気予報よ外れてくれ!」と切なる願いを込めてたっぷりの水やりをしたのだ。空に向かって「天水は全くいらないんだよ、今日だけは降らせなくたっていいんだよ」と念じつつ朝の儀式を執り行ったのだがさすがに通用しなかった。オカルトチックなことは一切信じていないけれども素朴に単純に願わずにはおれなかった。もしかしたらこんな非力な私の行動がバタフライ効果となって東シナ海あたりの低気圧と前線に影響するんじゃなかろうか、などとくだらないことを夢想しながら水やりをしてみたのだが、効果はナシ。5リットル程度のじょうろで水やりくらいじゃ足りなかったか。バタフライ効果というくらいだから西方に向かって団扇で扇げば良かったのか。
ともあれこれから出演準備である。行ってきます。