大震災に思いを致し

地元の桜まつりは内容自粛し、歌舞音曲の類による派手な演出はすべて実施見合わせとなった。地元小学生の伝承踊り指導を率いて出演予定であっただけに残念だが本体の決定、騒いでみたが覆ることはなかった。下世話な話し、花見のお客さんらとともに、こどもたちとともに、遠い地に思いをはせ、今こそ現金な話しをするしかない、いらん邪魔になる応援物資を送りつけていたずらに人手を煩わせたり物流を滞らせたりしてはならん。それなら、我がまちで、今年も来年も絶対に間違いなく美しく咲いてくれる花の下に集った人たちと一緒に思いを馳せようじゃないか。そう考えてみたんだが。私よりももっともっと大人である人たちは奥ゆかしいのだ。本当に。
技術はない、気持ちはある。だとすれば遠い地に住む我らにできることを…こどもたちと一緒になってできることを…と考えてはみた結果がこうである。一人ではどうにもならん。致し方ない。