2012年9月の読書メーター

読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2796ページ
ナイス数:9ナイス

オレたち花のバブル組 (文春文庫)オレたち花のバブル組 (文春文庫)感想
バブル華やかかりし´88年に大学入学、卒業後、紆余曲折ののち、崩壊直後に今の職場に滑り込んだわが身にはなかなか切なく身につまされる痛快企業小説であった。入社年度はポストバブル、思考回路はバブル世代に近いか。右肩上がり時代の前例しか持ち出せない上司、何をやっても八方ふさがり、われらバブル組は縮小再生産しか経験してないのではないか。失敗は時代のせい成功は自分の手柄、そんな都合よく分別できない。失敗経験ばかり、貧乏くじばかりを引いてる気の毒な世代だなあ。さてわれら世代にプライドは残っているか。
読了日:9月30日 著者:池井戸 潤
エンブリオ (下) (集英社文庫)エンブリオ (下) (集英社文庫)
読了日:9月23日 著者:帚木 蓬生
エンブリオ (上) (集英社文庫)エンブリオ (上) (集英社文庫)
読了日:9月20日 著者:帚木 蓬生
日本破滅論 (文春新書)日本破滅論 (文春新書)
読了日:9月17日 著者:藤井 聡,中野 剛志
農は甦る農は甦る
読了日:9月17日 著者:吉田 忠則
にあんちゃん 十歳の少女の日記にあんちゃん 十歳の少女の日記感想
この日記が書かれた当時の時代背景、地域社会背景などに思い至ることができる人口が今の世に果たしてどれだけいるか。自分自身物心つき暫くでバブル全盛、おそらくにあんちゃんは不動の定番推薦図書ではあっただろうが。間違いなくこんな時代と社会が礎になっとること。たまには思いを致さねば。
読了日:9月16日 著者:安本 末子
お友だちからお願いしますお友だちからお願いします
読了日:9月15日 著者:三浦 しをん
街場の読書論街場の読書論感想
私の本棚には何冊かの内田本が並んではいるが、この本は図書館本。本は買って読め派、できる限り有償で読みたい読者なんであるが、図書館も好きなので見つけてしまったが最後、直ちに借りて読まずにはおれなかった。懐の広い内田師のこと、ブログで読もうが買おうが借りようが白かろうが黒かろうが「読者」に変わりなし、ということで。
読了日:9月9日 著者:内田樹
藤子・F・不二雄大全集 別巻 Fの森の歩き方 藤子・F・不二雄まんがワールド探検公式ガイド藤子・F・不二雄大全集 別巻 Fの森の歩き方 藤子・F・不二雄まんがワールド探検公式ガイド
読了日:9月6日 著者:藤子・F・不二雄,『藤子・F・不二雄大全集』編集部

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