2013年4月の読書メーター

読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2197ページ
ナイス数:21ナイス

怪しい広告潜入記怪しい広告潜入記感想
佐野眞一著「紙の中の黙示録―三行広告は語る」を読み、目の付け所として興味深いかったことを思い出し、コンビニで見かけた本書を衝動買いしたもの。コンビニ販売してるくらいなのであっという間に読み終えてしまった。佐野氏がの書きぶりがどうだったか既に思い出せないのだが、こちら「潜入記」、面白さは著者が「どんだけカラダはったか」に尽きると思う。がんばってらっしゃったと思うけど深入り浅入りの度合いが絶妙で帰ってリアル、ってのは言い得てるなと。私にやれっていわれてもできませんやりませんが…。広告データ分析が欲しかった。
読了日:4月20日 著者:橋本 玉泉
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
読了日:4月20日 著者:村上 春樹
幸せの条件幸せの条件感想
兼業農家に生まれついたのが不幸か幸か、農業界をテーマにした小説はすんなり楽しめない体質、これは不幸。結構多くの人たちが農や農村や田舎を志向し、ここでの暮らしぶりに幸を見出すようであるが、農家子息として生まれ育った場合、なかなかそのことに価値を見出し難い。これらも贅沢な不幸だな。人は皆無い物ねだり。街場の人からは「お幸せ」に映っているのかも。そんな中、本作は楽しめました。ヒロイン視点だからアラなど気にならず、バイオエタノールに関しては素人だし。
読了日:4月16日 著者:誉田 哲也
すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術感想
「キラーリーディング」っていう章もある。一冊の本からエッセンスを抽出する術だってキチンと項を割いてあるのだ。さあ判断してください。このコメントがこの本の効果さ。著者には申し訳ない要約力。腑に落としきれない私の無能故か、この本のせいにしちゃ失礼だよなあ。
読了日:4月16日 著者:高橋 政史
縦に書け!――横書きが日本人を壊す(祥伝社新書310)縦に書け!――横書きが日本人を壊す(祥伝社新書310)感想
着想は面白いんだけど論理に飛躍が多くて残念な感じ。この本に示されていることをヒントに読者が各々で好きに縦書き文化論を展開すればよし。個人的には巻物に毛筆から生まれた日本語文化とタイプライター発明以降の西欧活字文化との対比とか、毛筆書道文化を土台に磨き上げられた日本語ワープロ一太郎と、タイプライター社会に生まれたマイクロソフト社のワードによる比較文化論?なんて思って手に取ったのだが…。(パソコンで書かれた文章は「…」で結ばれ、まとまりがなく未完で終わってしまいがちとのこと)
読了日:4月10日 著者:石川 九楊
キャパの十字架キャパの十字架感想
「ただ、本当のことを知りたかっただけなのだ。」
読了日:4月9日 著者:沢木 耕太郎
のはなしにのはなしに
読了日:4月7日 著者:伊集院 光
志士の風雪 品川弥二郎の生涯志士の風雪 品川弥二郎の生涯
読了日:4月4日 著者:古川 薫

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