2013年6月の読書メーター

読んだ本の数：5冊
読んだページ数：1551ページ
ナイス数：31ナイス

僕の島は戦場だった 封印された沖縄戦の記憶
読了日：6月30日 著者：佐野 眞一
新装版 「残業ゼロ」の仕事力の感想
毎度この手合いの本を読み、なかなか実践できぬ自身を省みては毎度無力感とか挫折感を感じてしまうばかり。一つでも二つでも実践できりゃ御の字だ。置かれた立場でできることをできるようにやってくしかない。よりよいやり方は伝染するに違いない。当面はフォロワーシップを磨くのだ。いつか、どこかの誰かから乞われる日が来る（かもしんない）準備として。
読了日：6月24日 著者：吉越 浩一郎
震える牛 (小学館文庫)の感想
面白かった。完全に他人ごととして読める人はどのくらいいるのか。いるとしたらその方は相当シアワセだ、いやオシアワセと言うべきか。ありきたりだけど、清濁併せ呑むことが大人の振る舞いなんだなと。良し悪しをきれいにすっぱり振り分けられりゃ苦労はしないよなあ。
読了日：6月15日 著者：相場 英雄
南極点のピアピア動画 (ハヤカワ文庫JA)の感想
繋がる広がる世界の一つのモデル。インターネット時代のSFはこうなるんだなあと感心しながら本当に楽しく読み終えた。もうSF世界なんて閉塞してしまったと思い込んでたけど全くそんなこたあなかった。ニコ動とかボカロとか食わず嫌いでした。素直に「おもろい」を追求して情熱やら資金やらを傾注すりゃ、世界は間違いなく楽しい方向に舵切っていくと信じたい。つい金銭欲にすぐすり替わっちゃうし経済力を得ることが自己目的化しちゃってるし。そんなものから早いとこ解き放たれますように。
読了日：6月7日 著者：野尻 抱介
パチンコからはじまる○×△な話の感想
ギャンブルってジェットコースターに乗って快楽と破滅とを手にする生き方には　良し悪しを超えた羨望を感じてしまう。安全確実を我が手にしつつ　疾走したり失踪したりするギャンブラーたちのおこぼれを見聞きしつつ　自分にはできない代わりに遠くからエールと少しだけの印税を送ります。あーちっちゃいなあオイラ。　
読了日：6月7日 著者：末井 昭,山崎 一夫,西原 理恵子

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