土屋賢二氏の著作を読む
刻々とすぎてゆく時間。せっかくの土曜日、たしかしなくちゃならなかったはずのあんなことやこんなこと、そういったものを全てかたづけ、すがすがしい日曜日を迎えようと思っていたのではなかったか。
くよくよしながらも「タコポン上・下」(狩撫麻礼作・いましろたかし画)
を再読。おもしろい。
けれど気づけば時刻は午後3時。プチ約束してた件はすっぽかし。
「○○さん(やっぱり)来なかったね」なんて話題にすら上らないだろう。今まさに「後悔」している。
Amazonから土屋賢二氏の最新著作「簡単に断れない。」が届いた。
読み終えた。読み終えて「しまった!」(と発声)してしまった。
もっと他にすることがあったのだ。
著者前書きにもあったじゃないか、
読まなくてもいい。(中略)むしろ読まない方がいい、読むと損になるとまで自信を持って言い切っているのだ。だから読者は買うだけでいい。(以下略)
おかげで今日しなくちゃならなかったあんなこと、こんなことに全く手を付けずじまい。
こうなりゃ徹底的に現実逃避
つい衝動買いしてしまっていた擬音語・擬態語辞典(山口仲美編)や
角川類語新辞典、
究極版逆引き頭引き日本語辞典など、
手元の辞書をめくりつつさらにさまざまな積ん読本を片っ端から
ああぁぁっ、お茶がぁ、
こぼれた先が床で良かった。
湯飲みも割れなかった。
明日以降訪れるであろう最悪の状態を作り出しつつあるだけに、こんなささやかなアクシデントにすらビクビクし、被害が最小ですんだことに安堵。