「北島康介プロジェクト」読了

「北島康介」プロジェクト
オリンピック開幕まで1カ月。個人的には全く盛り上がってこないことに気が付いた。
スポーツするのは嫌いじゃないが、ルールが複雑なチームプレーはさっぱり苦手なので、感情移入しづらいのだろう。
その点、陸上競技や水泳など、人間の肉体自身が記録を叩き出し、人間の能力を開発していくたぐいのもののほうが、わかりやすくっていい。
そこで手にしたのが「北島康介」本である。読後感は「なんだか物足りない」
昨年「清水宏保 神の肉体」
神の肉体 清水宏保
と言う本を読んだのだが、清水選手が人類のカラダを未知の領域に連れてってくれる様な気がして、むさぼるように読み終えたことを思い出し、もう一度掘り当ててめくってみた。
「清水」本は「人体の科学」だった。
「北島」本は「凄い人を称える伝記」。
欲しかったのは、検証(しないけど)可能(性がありそう)な科学的知識だったのだ。