情けなし。

クーリングオフ書面の例

我が家の両親が訪問販売で超高額商品の契約を易々と交わしていたことが判明した。
どうやら太陽光発電がらみの商品とIHヒーター(ってなに?)据え置きで、額面は300万円超!
結構大変な工事が必要となるはずなのに、詳細な見積もりはなく、売電できると聞いてはいるものの、詳細な計算書もない。
挙げ句に、商品カタログすら受け取っていないという。
加えて、電力会社との契約(が必要かどうかは知らんが)、売電による水揚げなど、(もしも冷静に判断するつもりなら)必要な書類は一切手元にない。
あるのはごっつい乱暴な筆跡で額面と商品・サービス名がかかれたのみでバッチリ押印済みの契約書と、信販会社JACCSのクレジット契約締結書面。
何考えてるんだか。
まあ、何も考えてないからこういう契約を易々と結べるのだが、なかなか度胸がいいぜ、我が父母。
月賦で払って15年だよ。
支払い終えるころには父は80歳。母も75歳。
年金全部つぎ込む気だったのか?
電力会社との契約がどうなのか、実際の水揚げはどうか、国や県や市町村はこうした環境対策に対していかばかりかの補助をしてくれるのか。
そうした情報提供も口だけだった。せめて書面を置いてってくれよ業者さん。そうすりゃ吟味の余地だってあったかもしれないし。
父も母も本当にいい人だ。疑うっていうことを全く知らずに過ごしてる。
でも田舎町の中高年は実際カモだよ。勉強してないもの。
聞くところによれば、田舎の一軒家の屋根を見るらしいね。かつて世の中を席巻した太陽熱温水器が点いてる家はカモれるらしい。
我が家にゃバッチリ付いてるぜ!