上司T氏曰く

「稲が『根腐れ』した田んぼは見たらわかる」そうだ。
稲刈りを終えた田んぼを見ると、切り株から新しい葉っぱが生え、さらには2番穂が実を付けているの(”ひこばえ”と呼ぶ)がある。
健全な根っこをもつ株の場合、下手したら「二毛作できるんじゃない?」ってほど生育の良い株が見受けられる。
根腐れしてしまった切り株ではこうはいかない。
このため「見たらわかる」のだ。
我らが団体が必死の思いで作ってきた田んぼでは、刈り取りを前に稲が根腐れを起こしていた。そりゃあんだけ水浸しだもんな。
おかげさまで登熟後期のモミの生育がイマイチで、どいつもこいつもちょっと小粒。終了もやっぱりイマイチ。
我らが作ってた”まち*1”のすぐ上の”まち”、なぜか収穫直前になって水が張られ、代掻きまでされ、ただでさえ水はけが悪いといわれていたため、刈り取りの時にゃずぶずぶだったもの。
サイフォンの原理だ。毛細管現象だ。
いっしょにやってたメンバーの証言によると、「刈り取り前にはスニーカーで田んぼに入れた。この調子でいけばラクショー」だったという。

*1:田んぼ一枚一枚をこう呼ぶ(のは我が地元だけかも)