現実逃避の休日
昨日までに上げなきゃならん原稿が全く仕上がってない。
ヤバイよ。ヤバイよ。
先月もそうだったし、先週末にも「よ〜し、やるぞ」といきごんだだけで何もできなかった。
ヤバい。
ふさぎ込んでいても仕様がない。我が精神のためなり。今週も正しく現実逃避と行くのだ。
一発目。
輪違屋糸里、上・下
- 作者: 浅田次郎
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- 発売日: 2004/05/27
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読後感はすがすがしい。久しぶりの午前様読書のおかげか。
浅田節にドップリってかんじ。
新撰組隊士と、取り巻く女性たちが本当に丁寧に描かれており、それぞれに抱える物語が大事に大事に語られていく。
新撰組隊士の行く末は、わかっちゃいるけど切なくて、登場人物たちの独白に思わず涙した午前4時。
ラストまで一気読み。
浅田次郎作品のどれもに「救い」があるが、この作品にも救われた。