逃避2日目。

そろそろ現実とのすりあわせが必要になってくる。
いくらなんでもちょいと仕事を片づけておかねば。
と、その前に現実とのすりあわせをするためのこの一冊
「伝わる・揺さぶる!文章を書く」

伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)

伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)

職務上、どうしても避けて通れないため、やむにやまれず文章を書くのだ。
もっと上手にひねり出せるようになりたいのだ。
そう思い続けて早ウン10年。
この手合いの書物、学生時代から購入し続け、なにかあるたびに紐解き続け、さらに重ねて購入し続け。
ざっと振り返ってみると、
(おおむね購入順)
論文の書き方 (講談社学術文庫)

論文の書き方 (講談社学術文庫)

知的生産の技術 (岩波新書)

知的生産の技術 (岩波新書)

学生時代、ほとんど学校に行かずだらだら過ごしていた私(いまだに変わらぬ生活をしているが)、課題レポート作成に当たって必要に迫られ、図書館の使い方すらわからなかった私を指南してくれた本たち。
この本を入手したのち、読書量が大幅に増えていった。
たしかこのころ割合実入りの良いアルバイトに有り付き、定収入が入るのを良いことに毎日毎日大量に本を買い込んだ。にわか学者にでもなったつもりだったのだ。
日本語の作文技術 (朝日文庫)

日本語の作文技術 (朝日文庫)

学生時代、左翼系の先輩に勧められた。もとい、学生時代の先輩に勧められた。その先輩からは民主青年同盟に入らないかと誘われたがあっさり断った。他意はない。
思考のエンジン―Writing on Computer

思考のエンジン―Writing on Computer

当時大学生協が取り扱っていたMacintoshを購入し、Acta7なるアウトラインプロセッサを導入。これで卒業論文を書くための道具立てはバッチリ!あとは何を書くかだけ、となったときに手にした本。ちょっと知的に背伸びをしたくなったころ。鷲田小弥多氏の著作には随分投資した。我ながら。
論文作法─調査・研究・執筆の技術と手順─ (教養諸学シリーズ)

論文作法─調査・研究・執筆の技術と手順─ (教養諸学シリーズ)

この本を読み終えた後、かなり背伸びして「薔薇の名前」を買ってしまった。読まないうちにどこかに埋もれてしまった。
A4革命―スーパー書類の整理術 (日経ムック)

A4革命―スーパー書類の整理術 (日経ムック)

これを読んで、山根式袋ファイリングを導入した。A4封筒を大量に購入した。
このとき、大量にファイルした資料から「いったい私はなにを生み出そうとしているのか」というもっとも根源的な理由をすっかり忘れ、このシステム「のみ」踏襲することに努めていた。
その性癖はいまもあまり変わっていないことはこれ以降の遍歴を見ても明らか。
「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)

「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)

この本の影響を受けた方は沢山いらっしゃることだろう。
実際、前職・現職場で(決して多くはない書類が、どうも上手に整理ができなかったため)導入したが、これは現在も割と続いている。ただし、我が社において私一人が占有できるスペースがあまりにも狭いために十分とは言い難い。超整理手帳はもう10年来使用している。
ただし「ああ、この手帳だったからうまくいったんだ」というような成功体験に基づく確固たる意志によるものではもはや無くなってしまっており、すでに惰性である。
考具 ―考えるための道具、持っていますか?

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

現在の職場に就職した後「どうも仕事が上手にできない」と悩みつつ購入。
このなかに紹介されている「考具」だが、何一つ身に付いたものがない。
「知」の便利フォーム術

「知」の便利フォーム術

さらに立て続けに購入したのがこの本。
この本で紹介されている一日一生表だけは現在も使っている。
著者の会社のページからフォームが購入できる。
http://www.vtama.com/shopu/oneday/index.html
プロ編集者による文章上達秘伝スクール

プロ編集者による文章上達秘伝スクール

性懲りもなく買っている。もはやこのころには「本を買う」行為そのものが自己目的化している。
いったい私はどこに行こうとしているのかわからない。