優雅なのか、どうなのか

昨日・本日と、年次有給休暇を使ってスキーに出かけた。といっても、初心者についてずーっとボーゲンばかりだけど。
人に教えるってのは、自分が通ってきた道筋をたどり直すようなものかと思ったりもするが、一旦マスターしてしまった人間にとって、その間をきちんと言葉や身振りで伝えるのは本当に難しい。小学校の先生なんてたいへんだ。なにがわからないか、何につまづいてるのかがわからないのだから。
そういう意味で、身体操作を言葉で伝えるのは困難きわまりない。
必死で伝えようとしたのだが、伝わったのだろうか。
帰り際には「ありがとう、楽しかった」とは言ってくれるが、果たしてその言葉には社交辞令以上の何かが詰まっていたのか。それすらわからないほど今回のレクチャーはうまくいかなかった気がする。
まったく、おまえこそが講習を必要としてるじゃないか、と私に言ってやりたい。