我が家の田植えから1週間

本日の気温26℃。暑かった。
田んぼの畦(あぜ)際に生えているスズメノテッポウは、恐らくその短い生育周期を終え、田んぼに種子らしきものをまき散らしている。田んぼの泥の表面が剥離した状態になっていた。これまでもこのような現象は見ていたが、一体どのようなことが起こっているのか、原因も効果も分からずじまいだったが、突然気になり始めてしまった。さんざん検索した挙げ句、

藻類及び表土剥離
水田に発生する藻類にはラン藻類,珪藻類,緑藻類(アオミドロ)等種類が多い。表土剥離は,水田の表土が膜状になって日中水面に浮上する現象で,主に珪藻類によって引き起こされる。低温,多肥などの条件で発生しやすく,幼苗を押し倒したり浮き上がらしたりするなどの害を与える。水温・地温が低下することで水稲が生育抑制を受ける場合もある。側条施肥などの田面水中の養分濃度を低下させる施肥法が発生を抑えるのに有効。

てな記述を見つけた。「主要雑草」のページにあるくらいだからあまり望ましい現象ではないようだ。“幼苗を押し倒したり”とあるが、我が家の稲作上ではさほど問題視されるものではない。なぜなら植え継ぎ*1をしたくないから。
まあ、この程度であれば目をつぶれる範囲内だ。

*1:植え継ぎ=田植機を用いて植え付けをした場合に生じた植え残りの個所や、田んぼの形状などにより植え付けできない個所に、あとから人力で補植して歩くこと。費用対効果がすこぶる悪いため、できることならば避けたい。植え継ぎをしたくないがために、通常一個所に2〜3本植えればよいのに4〜5本(あるいはさらに多く)植えるようにしている方も多い。