今週もあまり出勤していないような気がする。

午後4時過ぎに、父の入院先であるリハビリ専門病院のスタッフと、われら家族とでカンファレンスなるものが予定されていた。なぜ横文字で「カンファレンス」って呼んでいるのか。「相談」とか「協議」といった呼び名じゃダメなのか。病院に対する不信感を抱きつつ、午後から年次有給休暇を(またしても)取得し、母を伴って病院に出向いた。
カンファレンス(あぁ、なんかぎこちなくてケツの据わりが悪い感じがする)には、病院の医師、理学療法士作業療法士言語療法士のほか、ソーシャルワーカーの方が臨んでくださり、カンファレンス用の部屋に総勢7人が集まっていた。
父の病状については、素人ながらも適当に本などによって知識を仕入れていたため、さほどの驚きはなかったのだが、それぞれのリハビリ担当者からの説明が始まると、なんだかいちいちツッコミを入れたくなってしまい、実際に反論したり、意見したりしてしまった。その間、横に座っていた母は終止無言。
結局、リハビリ期間中、土日くらいは我が家にできるだけ連れて帰ろうじゃないか、と言うところに落ち着いた。
我が家に帰るからには条件があり、自動車やトラクターなどの運転をしないことを、言語療法士とともに約束させ、お晴れで帰路につく。
明日は休みなので、父にくっついて一日過ごす予定。かなり前から気になって気になってたまらなかったことがあるらしい。
失語状態にまだなれていないため、どうしても言葉を探そうとしてしまう。結局なんと言ってよいのか分からず、適当な言葉も見つからないのでかんしゃくを起こしてしまう。無理に言葉だけで伝える必要はないのだ。明日は態度で示してもらうのだ。