田んぼの除草はどうしよう

というのが、先々週あたりからの懸案。
あらかじめ買ってある除草剤は、施用適期を逃してしまったことは以前のこの日記にも書いた(っけ?)
今時分に効果的な除草剤があるのか(無いのか)、もしもあるならば価格はどのくらいか。もしも適当な除草剤が無かったり、会ったとしても値段がすばらしかったり、時期が遅くて効果が上がらなかったりするのか。さまざまな不安がよぎる。
そして何よりも分からないのが、除草をしなかったとき、イネの生育がどれだけ阻害されてしまうのかということ。これまでだって、除草剤をバンバン撒きまくってきたので少なくてすんでいたんだろうけれど、いまだかつて「除草剤を撒かなかった田んぼ」にお目にかかったことはないような気がする。
かといって、除草しないわけにはいかないので、今日午後7時から真っ暗闇になるまでの1時間あまり、田んぼの中を人力除草機を押して見た。
実際に作業ができたのは、10アールの田んぼのうち、ひいき目に見て2アール程度か。実働正味30分程度。作業の時速は約4アール/時間。除草が終わっていない田んぼは約55アール。作業時速で計算すると、13.75時間。2日間しっかり時間が取れるならば不可能ではない。1日2時間ずつ押せば7日で終わる計算だ。
ただし、除草機による除草の効果は除草剤よりも落ちる。イネ株に近いところでは除草機が物理的に通せないのだ。あと、押し方にもコツがあるらしい。
まあ、農薬を使わなくてすむとおもえばもう少し積極的に除草機での除草を評価できるのだが…。何よりも、田んぼの中を押して歩く作業が辛いのである。
動力散布機を使えば恐らく1時間もあれば終わっている作業。ああ、面倒くさい。