我が家の除草対策。遅まきながら。

JAの稲作担当者に、我が家の除草について再び相談をしてみた。
先日とは別の方が、わざわざ私がいる時間帯に来てくださった。
「これから(除草剤を)撒いても、完全に防除するのは難しいでしょう」
「除草しておかないと秋の収穫時に大変なことになりますよ」うんうん、そうだろうとも。兼業農家一年生の僕が見たってそう思うもの。
「除草しておかないと、来年以降さらに輪をかけて大変なことになるでしょうね」あああ、そうだろうとも。
「ヒエだけならば、ヒエクリーン、そのほかの雑草だけならバサグランをオススメするのですが、お宅の場合、ヒエはもちろんそれ以外のあらゆる種類の雑草がはびこってますね。」
というわけで勧められたクリンチャー*1、JAの棚にあった本日の在庫9本すべてを購入。液剤を希釈して噴霧器でスポット散布せねばならない。
希釈倍数は100倍、100ミリリットルの薬剤を10リットルの水で薄めるのだ。
ということは、1本500ミリリットルの薬剤を希釈するには50リットルの水。少なくとも、購入済みの9本をすべて消費し尽すだけでも450リットルの水が必要だ。しかもそれを担いで田んぼの中を歩き回らなくちゃならない。
450リットルって言えば、お風呂の浴槽二つ分くらいか?オレさまの体重の8倍だよ。オレさまが担ぐことができるのはせいぜい20リットル、我が家の納屋にあった噴霧器のサイズだと、1回に18リットル、450リットル÷18リットル=25回。
大丈夫か、オレさま。
まず、除草剤全般に言えるのは、散布後数日間は雨が降ったりしては薬効が薄くなってしまうと言うこと。
今回購入したクリンチャーも、散布後3日(水が溜まっているようであれば5日間)は雨に当てない方がよいらしい。
おとといからの週間天気予報では、ずっと雨マークだったのだが、今日たまたま天気が良かったので撒くだけならばチャンスだったのか。しかし、東西南方向に黒雲が広がってくるのを観察して躊躇してしまった。これが吉と出るのか凶と出るのか。

*1:クリンチャー:液剤と粒剤がある。もはや我が家は粒剤を盲滅法散布している場合ではないのだ。