父のリハビリ病院カンファレンス2回目

父の入院から一月半、入院先のリハビリ病院で、2度目のカンファレンスを受ける。
病院内でのリハビリ進捗状況、看護師、理学療法士作業療法士言語聴覚士による所見を伺うと、徐々にではあるが進歩(というか回復)の兆しはあるようだ。
週に2日、我が家で過ごしている姿を見ている限りではさほど感じられないというのが、母と私の統一見解であったため、二人して少しだけ安堵した。
さすがに病院のスタッフはそのあたりを冷静に観察してくれていたようである。1回目のカンファレンスでは「父はもっとできるはず」だと思っていた。
病院という環境が特殊だから緊張したりサボタージュしたりしているに違いないと、スタッフが父の症状に対して下した評価を素直に受け止めることができなかった。
が、今は違う。
父の様子を見るにつけ、母か私かのどちらかは、父を見守るために現在の職を辞さなくてはならないだろう。
現在の「週5日、単身赴任でリハビリ」状態がもっとも安定して生活できるのではなかろうか。
カンファレンスの結果、来月もう一度カンファレンスを行い、今後、父とともに自宅で過ごしていくための具体的なプランを相談していくことになった。
ひとまず重大な決定は先延ばし。