今年最後の一冊
沢木耕太郎さんの作品「凍」にふれ、さらに「死のクレバス」を読んだことは11月20日に記したとおりだが、前後して「凍」のモデルである山野井泰史さんの「垂直の記憶」も購入していたのだった。一月以上経ってしまったがようやく読了。
- 作者: 山野井泰史
- 出版社/メーカー: 山と溪谷社
- 発売日: 2004/03/01
- メディア: 単行本
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今回の山野井作品はそれらとは違った。山に登ってみたくなってしまった。
自分の体の働きを、極限の環境でみてみたい、そんな気持ちになってしまった。
ああ、もう20年早くこの手の本に出会っていたら、もしかしたら三流クライマーになっていたかも。
登山したくなる一冊であった。