わが家の稲作皮算用

昨年は、わが家で苗を育てたのだが、今年度は父の病状を考え、JAから苗を購入することにした。
10アールあたり17箱、110アールで190箱を注文した。1箱当たり735円なので、これだけで139650円の支出。致し方ない。というよりは「イタタ、仕方ない」といったところ。
さて、ここで皮算用
少なめに見積もっても10アール当たり7俵(1俵=60キログラム)、110アールで77俵、うち、自家消費分、小作料支払い、縁故米などを差し引き、販売できるのが65俵。1俵16000円で売れたとして、売上金額は104万円とでた。
売り上げから引かなくてはならないのは苗の代金だけではもちろん無い。既に田んぼに投入した元肥、既に田んぼに投入した除草剤、これから投入する予定の除草剤、収穫前に無人ヘリコプターで散布してもらう殺菌剤、殺虫剤など、諸々の経費が次々にかかってくるはず。今年は追銭を払わなくてすむのであろうか。
因みに昨年度はかろうじて収支はプラスだった。原因は、無人ヘリでの殺虫殺菌剤散布の代金をまけてもらったのだ。散布の適期を逃してしまって、効果が無かったことと、わが家の田んぼがあまりにもひどい出来だったので見かねてまけてくれたのだ。