介護保険施設に入所した祖母を見舞う

講演会を聴講した帰り、祖母を見舞った。
施設に入所したのは月曜日だから、まだ施設には5泊しかしていないのだが、我が家で寝たきりであったときよりも痛み自体は軽くなっているようで、安心した。施設の短期入所くらいでそんなに劇的に好転するわけではないだろうけれど、世話をしているのが赤の他人ではあるし、気兼ねがあるのだろうしプライドもある。強がりじゃないとは思うが、痛みが和らげばすぐにでも退所したいと願う本人の気持ちが影響しているのではないか。
いずれにせよ、枯れていくばかりの人を集めた介護施設の中では「さあ元気になったから帰ろうか」という我が祖母のような人も珍しいし、喜ばしいことである。早く帰ってきてほしい。