おそらく初めての経験

昼過ぎ、営業エリアを巡回中に火災現場に遭遇、田舎町ではあるが幹線道路に隣接した農家の納屋が燃えており、交通整理などをしつつ現地で対応。田舎町の白昼なのにどんどん野次馬が集まってくるし、火災の初期に遭遇してしまった手前すぐに立ち去るわけにも行かなかったのだ。
火元となった納屋は骨組みだけを残してすっかり焼け落ちてしまったものの、負傷者もなかったのは幸い。野次馬の皆さんはどうか知らないが、火事など遭遇するもんじゃない。どんな顔して、どんな態度でそこに突っ立っておけばいいのか分からなかったのだ。ご当家の方は放心状態で、駆けつけた警察の事情聴取を受けていたが、こちらも同様に放心状態に近かったと思う。火事など遭遇するものじゃない。