職場の歓迎会

人事異動から2週が過ぎ、新たな職場にもようやく慣れつつある。昨夜は新職場での歓迎会が催され、これに出席。ここ数年は新人採用を控えている我が社にあっても、比較的平均年齢の若いチームで、しかも私は中堅どころ。これまで配属された部署は1人か2人の小さい組織で手前勝手にできていたところばかりだった私。こんかい、10人弱のチームとしての仕事の進め方はどうしたものか、直接の上下関係ではなにせよ年齢的にも経験年数だけは経ている中堅としての振る舞いはどうしたものか、正直とまどっている。
こんな心配をよそに、日にちだけは過ぎているもので、あれよという間に歓迎会である。まったく初対面の方は皆無なので助かるといえば助かるし、新味にかけるといえばそうでもある。ともあれ、気を引き締めて初々しい気持ちで取り組もう。
宴はというと、若手の暴走に中堅以上がたじろいでいる感じで少々不安もある。先輩に敬意を表する気持ちがあるのかないのか、ただ単になれなれしいのか、虚勢を張っているのか、分をわきまえていないのか、つっぱることが男のたった一つの勲章なのか、とにかく先輩である上司をなめすぎている感が露骨にある。先輩職員自身が総じて頼りないこと、業務の進め方に難があることは否定しきれず、残念ながら私自身も同意する部分が大いにある。情けないことだが。だからといって他人様のまえ(具体的には地元のカラオケスナック)でそれについてこき下ろすような態度をとることはよろしくない。
そこは職場の先輩としてというよりも人としてその場をいさめなくてはならなかったのではないかと今になって反省しているところ。