読売新聞の回し者として

わが家では読売新聞を購読している。そのため自然と紙面上で目にした書評によってはつい衝動買いをしてしまうことが多かったりする。新聞スクラップもしているので切り抜いたあと読み返してワンクッションおいたあとでもう一度本当に購入すべきか否かを判断すればよいのだ。わかってはいるのだ頭では。根がプチパトロンなものでついたいした吟味もせずに購入してしまうのであった。よろしくない傾向に拍車が掛かっている。これというのも楽天ポイント10倍セールなどキャンペーン企画のたまものである。思うつぼじゃないか。
ていうわけで本日読了したのはこちら。「少年少女飛行倶楽部」である。
SFチックなはなしかと思いきやさにあらず。しごく現実的なハートウォーミングでリアルタイムな青春小説であった。40手前の夢見がちな独身男にはもうとても想像できない健やかきわまりないすがすがしい小説であった。

少年少女飛行倶楽部

少年少女飛行倶楽部