「台風クラブ」を思い出せ

相米慎二監督が手がけた名作台風クラブDVDをたまに見返すことがあるのだが、見るたびにあの何とも言えないざわざわした気分がよみがえってくる。
幸い今回の台風はわが家付近に被害は及ばなかったが、大人になったいま、台風クラブを素直には楽しめなくなっている。大人になっちまったというのはこういう気持ちを抱く状態のことをいうのだろうか。このことが良いか悪いかはわからないが、ひとまずわが家付近に被害が無かったことだけでも大変ありがたいものである。