最近カメラを触っていないな

今年の3月までは職務上の必要もあって写真を撮りまくっていたのだが、人事異動によって直接カメラが必要無くなってしまった。おかげで私の一眼レフデジカメは恐らくすねていると思う。先日修理に出して帰ってきたことだし、もう一回正しい趣味として撮りまくろうかなと思っている。
新たな職場で全く必要ない訳じゃない。むしろデジカメが必要なシーンは増えているし、現場に飛び出すときにはカメラは必携である。ただそんなに「いい写真」を求められるわけじゃないというだけだ。なにか印刷物になって配布されるわけでもない。業務上必要な報告書に添付する程度であるので、いきおい「おいらのケータイカメラで十分じゃん」となる。
自前ケータイはカシオのエクシリムケータイ8.0メガピクセルなので、カメラにケータイ機能がついていると言っても過言ではない。もちろんこれまで使ってきた一眼レフには及びもつかぬし、シャッターレスポンスは悪いし、シャッター音が消せないし、どこをとってもカメラとしての機能は劣るものの、何より持ち運びが楽ちんなのである。必ず持って歩いているし。
しかし、である。せっかくの一丸デジカメを死蔵するのは勿体ないので、先頃からもう一度写真にまつわる本を入手して読み返しているところである。

読了。
「写真に何を語らせたいか」を考えることが最も大切であるという。目的をキチンと定めてことにあたること。そのために準備を怠らぬこと。道具の取り扱いに習熟し、如何なる場面に遭遇しても大丈夫なようにトレーニングを積んでおくこと。こうしたことは、写真撮影に限らず、すべての仕事に通じる普遍的な心構えなんだな。プロの仕事ってそう言うことだよなと改めて認識。さて、私はプロフェッショナルたり得るか。