父と母は祖母の

お見舞いに。積雪・凍結路面はゆるんでいるので、葬儀を終えた母は父を伴いそろそろゆるゆるとでかけた。
昨日から失語症の父は失語症者の本領を発揮し、何を伝えたいのかさっぱり要領を得ない地団駄を、新年早々15分ばかり続けていたという。一日中氷点下の真冬日で、日差しもなくときおり風雪に見舞われる、自動車運転手にとってはできれば外出を控えたい天候であるにもかかわらずどうしても連れて行けと聞かない父。なだめすかして諦めさせたらしいが、今年一年の計が元旦にあるならば、そんな振る舞いをしてもらっては困るし、我らの振るまい方ももう少し工夫の余地があるのだとは思うが、未だ見いだせず。
あ、またチャンネル権でもめている。その液晶テレビを買ったのはオイラだ。録画してある番組をチェックしたいのだが、父はリモコンを離そうとしないし、居間のコタツから離れようともしない。録画した正月映画番組を見直すことはとても出来そうにない。